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床のリフォーム、下地から交換の場合

2025.04.20

おはようございます。

バンテリンを、手放せない、リフォーム工房むつのぶ、代表六信丞示です。

今日は、床のリフォーム編、下地からしっかり交換する場合のご説明をさせていただきます。早速本題です。

 

. 既存床材の撤去

まず、既存の床材(フローリング、畳、カーペットなど)をすべて取り外します。畳の場合は、ノミやマイナスドライバーを使って側面に差し込み、持ち上げて撤去します。撤去後は、床下の状態を確認し、ゴミやホコリを丁寧に掃除します。


2. 下地の造作

新しい床材の仕上がり高さに合わせて下地を作成します。以下の手順で進めます。

  • 根太の設置:45×60mm程度の木材(米松)を等間隔に並べ、床の水平を確保します。

  • 断熱材の敷設(必要に応じて):根太と根太の間に断熱材(スタイロフォームなど)を敷き詰め、断熱性を高めます。

  • 合板の設置:根太の上に12mm程度の針葉樹合板を張り、ビスでしっかりと固定します。合板の継ぎ目やネジ穴などの段差やすき間がある場合は、下地処理材で平坦にします。


3. 新しい床材の施工

下地が完成したら、新しい床材を張ります。以下の点に注意します。

  • 接着剤の使用:合板に接着剤を薄く均一に塗布し、床材を張り付けます。

  • 床材の固定:フローリング材を部屋の形に合わせてカットし、1枚ずつ丁寧にゴムハンマーでたたきながらしっかりと接着・固定します。


4. 仕上げ作業

床材の施工後、以下の仕上げ作業を行います。

  • 巾木の取り付け:壁際に巾木を取り付け、見た目を整えます。

  • 清掃:施工中に出たゴミやホコリを掃除し、作業完了となります。


注意点

  • 床下の確認:下地からの交換は、床下の状態を確認し、劣化や湿気、シロアリ被害などのトラブルを把握する良い機会です。

  • 段差の調整:畳からフローリングに変更する場合など、床の高さが変わるため、段差の調整が必要です。

  • 防音・断熱対策:必要に応じて、防音材や断熱材を使用し、快適な室内環境を整えます。


床のリフォームは、下地からしっかりと施工することで、長期間にわたり快適な住環境を維持できます。

🧾 床リフォーム費用の目安(下地から交換する場合)


📏 6畳(約10㎡)の部屋での概算費用

6畳の部屋で下地からフローリングを張り替える場合、以下のような費用が想定されます:

  • 基本工事費用:​20万円~30万円(床材の種類による)

  • 床下の補修費用:​3万円~6万円(必要に応じて)

  • 防音・断熱材の設置費用:​2万円~5万円(希望に応じて)

  • 合計:​約20万円~41万円


🪵 床材の種類と特徴

床材には主に以下の2種類があります:

  • 合板フローリング:​複数の板を張り合わせたもので、価格が比較的安く、変形しにくいのが特徴です。

  • 無垢フローリング:​天然木を使用した一枚板で、肌触りが良く、断熱効果がありますが、価格が高く、施工に技術が必要です。

無垢フローリングは、木の種類やグレードによって価格が異なります。


💡 費用を抑えるポイント

  • 重ね張り工法の検討:​既存の床材の上に新しい床材を重ねる方法で、撤去費用を削減できます。

  • 補助金の活用:​自治体によっては、リフォームに対する補助金や助成金が利用できる場合があります。

安芸高田市、三次市、北広島町で、床のリフォームをお考えの方、リフォーム工房むつのぶにお任せください。

仕上がりの違うリフォームをお値打ち価格でお届けします。

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